家にいながらでも自分の好きな仕事を受注できるクラウドソーシングサービス。昨今の情勢により、クラウドソーシングサイトの利用者も増えているとかいないとか…。
でも、こんなタイミングだからこそ伝えたい。クラウドソーシングサイトには右も左もわからない在宅ワーク初心者をカモにするかのような、地雷クライアントがうじゃうじゃいることを。
そこで本記事では、わたしの10年弱の在宅ワーク歴のなかで見出した地雷クライアントの見分け方を伝授します。
なお、今回ご紹介するのはわたしの経験則による独断と偏見であり、あくまでも個人的な意見です。これらに当てはまるからといって必ずしも地雷というわけではありませんが…と言い訳しておきますね。
地雷クライアントの特徴① 仮払い(エスクロー)をなかなかしてくれない
そもそも仮払いされる前に作業をするのは規約違反ですが、初心者だとなかなか「仮払いしてくれや」とは言いにくいと思います。
チャットワークなんかに先に案内されて作業を始めてしまうと、仮払いに関してなあなあになってしまうことも。この時点で、クライアントに対する不信感が爆増します。
そしていざ作業を始めてはみたものの、やっぱり合わない…と辞退の連絡をすると、もう仮払いなんてものはなかったことになっていたりします。そしてそのままフェードアウト、いや、カットアウトされてしまうなんてことがわたしもありました。
地雷クライアントの特徴② メッセージで「!」を多用してくる
ビックリマーク(!)って、ときどき使う分にはいいと思うんですよね。ちょっと親しみがわく感じがあって。
でも、語尾に必ずってくらいの頻度で使われると、正直「大丈夫かこの人?」と不安になります。そしてそういうクライアントに限って、詐欺まがいの案件だったり単価が異常に安かったり、報酬の支払いにルーズだったりしていました。
クラウドソーシングサイトでは基本的にお互いの顔が見えないからこそ、誠実なやりとりを心がけるべきなんです。フランクさ、求めてません。
地雷クライアントの特徴③ チャットワークで大量のグループに入れられる
これ、何も知らない初心者いじめみたいなものです。
チャットワークは累積14グループまでなら無料ですが、それ以上のグループを作ったり入ったりするには有料プランに登録しないといけません。
落とし穴は「累積」という点。
たとえば現時点ですでに上限の14グループに入っていて、1グループから退室したとしても累積は14グループのまま。そのままのプランでは、それ以上新しいグループに入ることができないんです。
ほとんどのクライアントは、グループを作ったとしても1つだけだったりすることが多いのですが、非効率なやり方をしているクライアントの場合、4つ5つのグループに入れられたりすることも…。
これが長期で契約してくれるクライアントであればまだいいですが、早々に辞退すればその4つ5つの枠が一気にムダになってしまうわけです。もう枠泥棒と言ってもいいですね。
あと単純に、一つの案件におけるグループ数が多いと、画面を行ったりきたりしなければいけなかったりと作業効率が悪いことが多いです。
案件受注前に地雷クライアントかどうかを見極めるべし!
クラウドソーシングを使って仕事をする場合、まず案件に目が行きがちですが、継続して仕事を受注したいのであればクライアントとの相性も非常に重要です。地雷クライアントにあたってしまうと、思ったように仕事が進まなかったりうまく稼げなかったりといいことは何もありません。
初心者ならなおさら、地雷クライアントは絶対に避けましょう!